言語処理学会2019(NLP2019)参加レポート

はじめに

皆さん、こんにちは。AI室に所属している王忠聖です。 今回は日本最大の言語処理の研究成果発表の場である、言語処理学会第25回年次大会(以下、NLP2019)に参加しましたので、参加レポートを投稿させていただきます。 NLP2019は研究者、エンジニア、学生、その他1300人以上の方が参加し、言語処理の将来についてや、企業の最新のAIテクノロジーアプリケーションを紹介する場です。 その中でビズリーチは、ブースでの展示とセッションで参加しました。

ビズリーチのAI技術について

bizbooth

スポンサーとしてNLP2019に参加したのは今回が初めてで、ブースではビズリーチの言語処理技術に対する取り組みを説明させてもらいました。 学生だけでなく、研究者の方や現役のエンジニアの方もブースに来てくださり、お互いの知見を共有しました。

poster1

poster2 これら2つのポスターは、言語処理の技術を使用して、最先端のAIテクノロジー(Deep Learning、言語ベクトル、データの可視化、チャットBotなど)がBizreachのサービス内でどのように提供されているかを紹介しています。

日々、アルゴリズムの改善に取り組んでいますが、さまざまな研究者と議論することで、より良いサービスを提供していくことができると考えています。

一般セッション

General Session

水曜日の午後に、「Bidirectional-GRU-CNNモデルを用いた給与予測」について発表させていただきました。 発表後、発表内容の詳細について多くの方々に尋ねていただきました。 聴講者からの質問やアドバイスは私にとって、今後の新しいサービスで今回の手法を適用方法を考える上で大変参考になりました。

student 他社のセッションでは、時間の許す限り質問などをさせていただき、新しいアイデアや知見を得ることできました。 興味深いセッションはいくつかありましたが、最も興味深かった内容は、NICTの研究者である春野教授の脳と言語の関係を探求する内容で、とても印象的でした。

ポスターセッション

want ポスターセッションは新しいアイデアもあり、本当に魅力的で、その中でも同じ人事関連のセッションがとても興味深かったです。 「Fuji Xerox」ポスターセッションで、「Wantedly」が提供するテキストデータを通して新しい求人を生成することができるとのこと。 将来的には、HR以外の分野の企業もこのようなHRのタスクに取り組んでいくケースも増えていくと考えられます。

trans 特に、BERTのモデルが注目されているからかもしれませんが、今回のNLP2019で、機械翻訳が最も注目されている研究トピックで、ニューラル機械翻訳と統計的機械翻訳は多数発表されていました。

他社のブース内容を見て

NTT、リクルート、グーグル、バイドゥ、ヤフー、メルカリ、LINEなど、数多くの企業が参加しており、 最新のAI技術の説明と製品説明をブース内で説明していました。

line LINEのClovaは日本では既に有名な製品ですが、Clovaなどが紹介されていました。

mercari 画像やテキストに関係なく、それらはすべて情報の媒体です。異なる情報源を組み合わせることは人間にとって簡単ですが、 どのようにしてそれらの異なる情報を理解するような機械を作るかということは、まだ困難なタスクであるように思えました。

参加者について

参加者の中には、就活の一環として参加する学生や、技術の知見を得ようとする企業の方、学生のためにインターンシップの機会を作りたい教授などが参加していました。

最後に

私はこの一週間、NLP2019に参加して、とても素晴らしい日々を過ごさせていただきました。 他の有名な企業と一緒に出展し、多くの参加者の方にビズリーチのAI技術を紹介して印象づけることができたと考えています。 私は、ソニー、NTT、日立のように、ビズリーチが近い将来日本のテクノロジーリーダーになると信じています。

より多くの研究者も参加していくことで、国内の自然言語処理のカンファレンス規模は来年もより大きくなっていくかもしれません。 いつか、言語処理学会の年次大会も国際的にも影響を与えるカンファレンスになっていくと考えています。